
BRADOR 2TYPES
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お久しぶりにジャーナルを更新します。
しかも2本建で、しかもシューズ2本。
前回、SANDERSでしたので、
3連チャンとなるわけです。
こちらで、
BRADORで、もう一本でGrisportなのでメーカー系続き。
中々捻くれているなと感じます。
なんとなく、シーズン性あるアパレルブランドについてジャーナルを書こうと思っても、時代的にも情報は十分だったり、それにブランド本体の本意とは違う解釈、一人歩きさせてしまう事もありますし、良いことも悪い事もあるなと思いつつ、ブランドショップしてるわけでも生地やテクニック売ってるお店でも無いものですから、あくまでセレクトショップとして新しい発見と提案、それに関する自分たちなりの付加価値や個性みたいなのを発信していけるお店であれば良いなと思ってます。
そんなわけで、メーカー物は本来ファッションの目線や市場ではなく、文化や、そのツールだったり、企業努力や新規事業の一環だったりするので、そこそこトレンドという概念から距離を置いているというか、距離が取れていない独特ないなたさや、斬新さがあって、展示会も国縛りやごった煮状態の環境が結構好きで、とても俯瞰的にこれとこれ合わせたら面白そうとか、常思考が働くもんですから、その中で収穫を一つでも多いと自己満足ながら充実感が御座います。
今回、オーダーしたのは
イタリア発のBRDOAR。
製造工場から始まり、現在は自社製品を展開してます。
元々は、ヨーロッパの百貨店の靴や、海外ブランドの多くの製造を請けていたそうなのですが、現在は自社製品の製造がメインとのことでBRADORがそれになります。
要はファクトリーブランドです。それ以外のことについてのブランドの説明は、ググっていただきますとすぐ出ますので、割愛しますが、BRADORはファクトリーブランドらしい思考故に、生産効率の重視もあり、見た目のミニマムではなく、構造的なミニマムで作られ、それが特徴的なデザインとなっていてユニークです。
本国では、スニーカーをはじめ、多くのラインナップがありますが、日本の代理店様がレザーサンダルをピックされているので、BRADORといえばレザーサンダルのブランドというのが日本特有の認識だったりします。メインはスニーカーです。ちなみに今年からアパレルも始めたそうですが、バブアー様の日本特有の認識も含め、結構面白いなって個人的に思います。
では、本題。
今回は2型オーダーしました。
革靴はそれなりに金額を出すのですが、
サンダルは気分で定期的に買い替えたいので、本腰よりノリで買えるのが良いなとおもってまして、とはいえここ7-8年は2年毎に買い替えてるBRADORのレザーサンダル。毎度、結果これでええや。となるのも魅力だと思ってます。
ただ、今回は少し天邪鬼に。
Vスリットのサンダルも結構買い替えてきたので代理店様がピックされていないイタリアで販売されているモデルを我儘行って輸入していただきました。
縫いの無い簡素なクロス重ねのレザーサンダル。
ちょっとベンサンみたいで、ルックス惚れです。
対して、縫製箇所も、テクニックもあるストラップサンダル。
スポーツサンダルには及ばぬ機能と、ギボシ止のクラシックな佇まいに、これもルックス惚れです。
どちらも、ストーンウォッシュを施し、乾燥気味で風合いも加速されたイタリアメーカーらしい仕上げ。じゃり道を想定した薄く硬いラバーソール。
馴染みは早く、鈍い艶がでてきますし、クッショニングは全然機能的じゃなくて、削れにくいですが、ウォーキングシューズでは無いので、そのあたりは広い心で受け止め、ルックスの良さだけ見てあげてください。
さて、いよいよ夏です。サンダルです。
と、言いたいですが、私は冬でも家からコンビニに行く際はサンダルだったりします。
履くのが楽だから。これに尽きるのですが、そういった人もいるんじゃ無いかなって思うので、神経質にコーディネートとか季節とか意識せずに見て、履いてみてください。なんとなくand father のラインナップにしっくりくると思います。
and father